プロギア パター歴代比較 Centeredと中古αⅡの選び方

プロギアのSilver-Blade Centered 01OS/03OS/05OS、2022年αⅡ、TM2トラスセンターまで歴代パターを工房試打の目線で徹底比較。HS38-42帯の推奨モデル、センターシャフトの実力、中古αⅡと現行Centeredの価格差で迷わない判断軸を整理した実践ガイドです。

プロギア パター歴代比較 Centeredと中古αⅡの選び方

工房に並んだ8世代のシルバーブレード

先日、工房に持ち込まれたのは2017年発売のシルバーブレードBB 04CSでした。HS39、ハンデ19、56歳の常連さんから「親父のお下がりを8年使ったが、2-3mのカップ手前で必ず切れる。プロギアの現行に替えたい」と相談を受けた。問題はここから始まる。プロギアのパターは2024年のSilver-Blade Centered 01OS/03OS/05OSという3兄弟、2022年のαⅡ、2021年のα 01CS/03CS、2020年のTM2トラスセンター、そして受注のPRGR DESIGN PUTTERまで、現行と中古を合わせると常時7-8世代が選択肢に並ぶ

公式サイトを開いても「センターシャフト」「トラス」「アルミフェース」と専門用語が並ぶだけで、自分のストロークに合うのがどれかは判断できない。本稿はこの混乱を整理する。プロギア歴代パターを形状・ネック・打感の3軸で比較し、ストローク傾向別に「迷ったらこれ」を一本明示します。

アライメント矯正で3パットを減らす。自宅で始めるパッティング改善

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価格と中古年式だけで決めると外す理由

プロギアパターの選択でやりがちな失敗は3つある。

  • 「中古が安いから2017年BB 04CSでいい」と年式だけで決める
  • 「センターシャフトはやさしい」と一括りにして03OSと05OSの差を無視する
  • 「Made in JAPANのαⅡは名器」と評判だけで打感の好みを確認しない

価格や評判は判断材料の3割でしかない。残りの7割は、ヘッド形状(ブレード/ミッドマレット/ネオマレット)・ネックとシャフトの組み合わせ・あなたのストロークが直線軌道かアーク軌道かで決まる。本稿ではこの3軸で歴代モデルを並べ直す。アンサーやスパイダーが他ブランドの「形状の代表選手」だとすれば、プロギアは「センターシャフトとトラスで方向性を担保する流派」だと押さえてほしい。

歴代パター比較表とモデル別の本音

結論を先に置く。3パットが月3回以上出ていて、現行から選ぶならSilver-Blade Centered 03OSが最も外れにくい。中古で予算1.2万円までなら2022年αⅡの状態良品を狙う。それ以外は用途が分かれる。

モデル 発売年 形状 ネック/構造 向く人 流通の目安
Silver-Blade Centered 01OS 2024 ブレード センターシャフト 操作派・アーク弱め 現行新品
Silver-Blade Centered 03OS 2024 ミッドマレット センターシャフト スクエアtoスクエア 現行新品
Silver-Blade Centered 05OS 2024 ネオマレット センターシャフト 寛容性最優先 現行新品
Silver-Blade αⅡ 2022 マレット アルミフェース・Made in JAPAN 柔らかい打感を求める 中古中心
Silver-Blade α 01CS/03CS 2021 ブレード/ミッド センターシャフト αⅡの硬めフェースが欲しい 中古中心
TM2 トラスセンター 2020 マレット トラスネック フェースのブレを嫌う 中古中心
シルバーブレード BB 04CS 2017 マレット センターシャフト クラシック志向 中古のみ
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Silver-Blade Centered 03OS は現行3兄弟の真ん中。ヘッド慣性は01OSより大きく、05OSほど大型ではない。スクエアto スクエアのテイクバックを想定した重量配分で、アドレス時にトップブレードが目に入りやすく方向取りが速い。私が現行から1本選ぶならこれだ。

01OS はブレードに近いシルエット。引っかけが出る方は素直に避けてほしい。逆にカップに対してフェースを能動的に合わせたい中上級者には02CS時代からのファンが多い。05OS はネオマレットで、芯を外しても距離が落ちにくい。HS低め・ストロークがブレやすい層に推す。

中古市場で見逃せないのが2022年αⅡだ。アルミフェース×Made in JAPANで打感は現行Centeredより明確に柔らかい。ロングパットの距離感はこちらが上、と感じるアマは多い。ただしアルミフェースは傷が付きやすく、ヘッドカバーは外して打ちっぱなしする層には向かない。TM2トラスセンター(2020) はトラスネックで重心が低く、ヘッドのブレが小さい。ショートパットで手先が動いて左に外す癖がある方の救世主になる。

流れを作るパターは8年モノエースと同モデル 吉澤柚月、史上最大の出遅れVへ を読むと、プロでも7-8年同じパターを使い続ける事例があるとわかる。年式だけで買い替えを判断するのは早計だ。

ストローク傾向と握力で決める推奨モデル

ヘッドスピードや飛距離はパター選びに無関係です。代わりに、あなたのストロークと普段のミス傾向で決める。

  • テイクバックがほぼ真っすぐ・カップ手前で右に切れる癖: Silver-Blade Centered 03OS。センターシャフトの慣性で軌道が安定する
  • ショートパットで左に引っかける・手先が動く自覚あり: TM2トラスセンター(中古)かCentered 05OS。トラスとネオマレットがフェースのブレを抑える
  • ロングパットの距離感が合わない・タッチ重視: 2022年αⅡの中古良品。アルミフェースの柔らかさが距離感を作る
  • 構えやすさと操作性の両立を求める上級寄り: Centered 01OS、または2021年α 01CS

参考までにヘッドスピード帯で言えば、HS36未満は寛容性重視で05OS、HS36-42はオールラウンドな03OS、HS42以上で方向性を能動的に作りたい方は01OSかTM2が手に馴染みやすい。打つ前のグリップ圧と肩の脱力で結果が変わる事実は、ぜひ パッティングで力みを抜く3ステップ も併せて確認してほしい。

中古を狙うときの落とし穴と注意点

αⅡとα 01CS/03CSの中古を見るときは、フェース面のミーリング摩耗を必ずチェックする。アルミフェースは打痕が深いと打感が変わる。BB 04CSは2017年モデルで状態の良い個体が減った。中古ショップで「ヘッドカバー欠品・打感劣化なし」の表記を鵜呑みにせず、グリップ交換代3,000-5,000円を予算に上乗せして判断するのが工房側の本音だ。

PRGR DESIGN PUTTERは受注のため納期が4-8週かかる。次の月例に間に合わせたい方には不向き。逆に「自分専用の1本を5年使う」と決めた中上級者には、ミーリング選択肢の幅で他ブランドにはない満足が得られる。

買い替え時は古いパターを買取に出して原資を作るのが現実解です。プロギアの中古は人気が安定していて、状態良品なら査定が思ったより高く付く。

使わなくなったクラブを手間なく高く売る。宅配で完結

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迷ったときの最後の質問

最後に絞る基準は一つ。「直近5ラウンドで3パットが出た距離は2m以内か、5m以上か」。2m以内が多いならフェースのブレを止めるトラスかネオマレット系(TM2か05OS)。5m以上が多いなら距離感を作りやすいαⅡの中古かCentered 03OS。これだけ決めれば、ショップで3本試打して30分で答えが出る。

次のラウンド前にやることは一つだけだ。最寄りのプロショップで候補を2本だけ持ち込み、5mと2mを各5球打つ。3本以上は感覚が混ざって判断できなくなる。パターは会話と同じで、相性の悪い相手とは何ホール回しても噛み合わない。

参照元

プロギア の他カテゴリ完全ガイド

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